知らないと損どころかヤバい!中古マンション購入で絶対見るべき7つのポイント

今回は、駅近でペットも飼える3LDKの中古マンションを例に、中古マンション購入のポイントや具体的なアクションを私の実体験を交えて詳しくお伝えします。

1. 駅近物件の資産価値の重要性

不動産選びで駅近は王道ですが、実際に私が担当したお客様でも、駅から徒歩5分以内の物件を購入された方は、5年後に転売する際に高い売却価格を実現しているケースが多いです。駅近物件は、将来の資産価値が落ちにくいのが最大のメリットです。

具体的なアクション:

  • Googleマップや実際に現地を訪問し、駅までの距離を歩いて確認する。
  • 朝の通勤時間帯に駅まで歩き、混雑状況や周辺環境を体感する。

2. ペット可マンションの注意点

ペット可物件は希少で人気ですが、飼育ルールが厳しい場合もあります。以前、ペット可のマンションを購入された方が、管理規約を十分確認せずに購入してしまい、後からトラブルになったケースを経験しました。

具体的なアクション:

  • 管理規約を事前に確認し、飼育可能なペットの種類やサイズの制限を把握する。
  • 同じマンションでペットを飼っている住人に、ペットに関する住環境やルールの運用状況を聞いてみる。

3. 築年数が20年以上の物件を選ぶときのポイント

築20年以上の物件は設備の老朽化が気になるポイントですが、リフォーム済みであれば初期費用を抑えられる場合もあります。あるお客様が築25年の物件を購入された際、リフォーム費用を約100万円抑えられたことがありました。ただし、リフォーム済み物件は業者の利益が乗ってますので注意が必要です。

具体的なアクション:

  • 物件内見時にキッチンや浴室などの水回り設備が新しいか確認する。
  • 大規模修繕計画が適切に実施されているか、管理会社に問い合わせる。
  • 中古物件のリフォーム事例を見て、追加で必要になるコストをシミュレーションする。

この物件ではリフォーム済みで、キッチンに新しい食洗機と三口コンロが設置されており、入居後すぐに快適に暮らせる状態でした。

4. 月々のランニングコストを計算する

マンション購入後に意外と盲点になるのが管理費や修繕積立金です。以前、あるお客様がランニングコストを軽視して購入した結果、毎月の負担が重く感じられたことがありました。

具体的なアクション:

  • 管理費と修繕積立金を合計し、住宅ローンの月額返済額と合わせた総額を確認する。
  • 管理費が高めの物件では、管理会社の評判やサービス内容を調べる。

今回の物件では、管理費と修繕積立金を合わせて月々約27,000円。これは周辺相場と比べても適正範囲でした。

5. バルコニーの利便性と使い方

物件選びの中で見落とされがちなポイントがバルコニーの向きや広さです。以前、南向きのバルコニーを持つ物件を購入した方が、家庭菜園を始めて暮らしを楽しんでいる話を聞いたことがあります。

具体的なアクション:

  • バルコニーの向き(日当たり)を確認する。
  • 実際にバルコニーに出てみて、広さやプライバシーの確保状況を体感する。

6. 中古マンションの価格相場を知る

価格相場を知ることは大切です。以前、相場を知らずに購入を急いだお客様が、後から高値掴みをしていたと気づいたケースがありました。

具体的なアクション:

  • 周辺エリアの同条件物件の価格を不動産ポータルサイトや不動産会社に問い合わせて調べる。
  • 不動産屋に価格交渉の余地があるか確認する。

7. 内見時に確認すべきポイント

物件内見では、目に見える部分だけでなく隠れたポイントにも目を向けることが重要です。

具体的なアクション:

  • 壁や天井にひび割れがないか、ドアや窓の開閉がスムーズかチェック。
  • 水回りで水漏れの跡や臭いがないか確認。
  • 日中に訪問し、周辺の騒音や日当たりを体感する。

まとめ

マンション購入は一生に何度もない大きな決断です。今回ご紹介した物件のように、駅近やリフォーム済みなどの強みを持つ物件は長期的に見ても価値があります。ただし、購入前にはしっかりと情報を集め、自分自身が納得した上で行動することが大切です。

もし気になる物件があれば、まずは内見に行ってみましょう。そして、わからないことは遠慮せずに不動産会社に質問してください。それが後悔しない購入への第一歩です。

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