買ってからでは遅い!中古マンション購入前に必ず知るべき衝撃の隠れコスト

中古マンションの購入は、新築に比べて費用を抑えられるため人気がありますが、実際には購入後に隠れた費用が発生することが多く、注意が必要です。ここでは、隠れた費用や現況有姿の引き渡しについて詳しく解説します。

隠れた費用とは?

中古マンションを購入する際には、物件価格以外にも多くの費用が発生します。以下はその代表的なものです。

リフォーム費用

中古マンションでは、多くの場合、購入後にリフォームが必要になります。以下は代表的なリフォーム項目とその費用目安です。

  • キッチン入替:約100万円 新しいキッチンにすることで、使い勝手が大幅に向上します。特に古い物件では、最新の機能を備えたキッチンに変えることで日常の生活が快適になります。
  • お風呂入替:約100万円 古いお風呂を新しいものに交換することで、毎日のバスタイムが快適になります。特に劣化が進んでいる場合は、安全面からも交換が必要です。
  • 洗面台入替:約20万円 洗面台は毎日使う場所なので、清潔で使いやすいものに交換すると良いでしょう。
  • トイレ入替:約20万円、ウォシュレットだけ:約5万円 トイレは清潔さを保つために重要な設備です。特に古いトイレの場合は、節水機能や洗浄機能が進化した新しいものに交換すると良いでしょう。
  • 全室壁紙とクッションフロア貼り替え:約60万円 壁紙やクッションフロアを新しくすることで、部屋全体の雰囲気が一新されます。特にタバコの臭いやペットの臭いが気になる場合は、早めの交換がおすすめです。
  • フローリング張替:約50万円 フローリングは見た目だけでなく、快適性や耐久性にも影響します。傷や汚れが目立つ場合は、張替を検討しましょう。
  • ハウスクリーニング:マンション5万円 プロによるハウスクリーニングで、隅々まで清潔な状態にします。特に中古物件の場合、前の住人の痕跡をしっかりと取り除くことで、新しい生活を気持ちよくスタートできます。

設備費用

中古マンションでは、設備の寿命も確認が必要です。以下は主な設備の費用目安と寿命です。

  • 電気給湯器:20万円前後、寿命10〜15年 電気給湯器は、お湯を供給する重要な設備です。寿命を迎える前に交換を検討しましょう。
  • ビルトイン食洗機:20万円前後、寿命10年前後 食洗機は、家事の負担を軽減する便利な設備です。使用頻度によって寿命が変わることがあります。
  • ビルトイン洗濯機:20万円〜30万円、寿命6〜8年 洗濯機は日常的に使用するため、故障しやすい設備です。購入時には交換時期も考慮しましょう。
  • ディスポーザー:10万円前後、寿命10年 ディスポーザーは、キッチンの生ごみ処理を簡単にする設備です。メンテナンスを怠らずに使い続けることが大切です。

現況有姿の引き渡しとは?

中古マンションは多くの場合「現況有姿」で引き渡されます。これは、現状のままの状態で物件が引き渡されることを意味し、売主が物件の状態を保証しないということです。以下の点に注意しましょう。

内見時に確認すべきポイント

  • 水回りのチェック キッチンや浴室、トイレなどの水回りは特に劣化しやすい部分です。水漏れやカビ、サビなどがないかしっかり確認しましょう。
  • 壁や床の状態 壁紙の剥がれや床の傷、フローリングのきしみなどをチェックしましょう。特に目に見えない部分の劣化が進んでいることがあります。
  • 電気設備 コンセントやスイッチの動作確認、電気配線の状態を確認します。古い配線は火災の原因になることもありますので、注意が必要です。

事前に専門家の意見を求める

自分でチェックするのが難しい場合は、専門の建築士やインスペクターに依頼することをおすすめします。プロの目でしっかりと状態を確認してもらうことで、見落としがなくなります。

まとめ

中古マンションの購入は、見た目や価格だけで決めるのではなく、隠れた費用や現況有姿の引き渡しに伴うリスクをしっかりと理解することが重要です。購入前にしっかりと調査し、必要な費用を見積もることで、安心して新しい生活をスタートさせることができます。何かご不明な点があれば、LINEでお気軽にお問い合わせください。

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